親の介護で自分の人生が歩めない!②

では後半にはいりますね、なぜ生活保護を促すかについてなのですが、前半で言った事が1つでも当てはまっているなら、あなたは頑張り過ぎていて無理をし過ぎています。そしてすごく距離が近くなってしまっています。私はこの無理の続いた状況の方たちを何百と見てきてますが、多いのは関係の悪化と共倒れです。親御さんの為を思って介護してるのに関係の悪化になるなんて悲しいですよね。
ではここで、距離が遠く悩みを聴くという事をしてる私にだからこそ本音を話してくれる親御さんの気持ちをお伝えしますね！

子供に迷惑なんて絶対かけたくない！です。もっと言えば私たち（親）の事より自分（子供）自身が幸せになるよう人生を歩んで欲しいと思ってる方がほとんどです。これはほぼほとんどの方が思ってます。しかし、実際介護を受けてる両親にこのような言葉を言われてる方は少ないと思います。何故なら、、
親御さんがしっかり本当の気持ちをクリアな思考で伝えれるのは介護を受ける状態の２歩手前ぐらいまでだからです。ほとんどの方が介護を受けだした状態から話しています。これでは親御さんの本当の気持ちは伝えれないのです。『少しボケてきたのかな』とか『入退院を繰り返してる』状況、『昔はすごくしっかりしてたんだけどな』と周りが思う状態であればほぼクリアな思考での本音は言えません。人は老いると体も思考も弱くなります、その状態では子供自身の幸せを願っているはずが、クリアな回路でない為に甘えたり、怒りやすくなったりします。そしてその言葉や態度を真に受ける方が多いのです。だけど、今の弱った状態を点として見るのではなく、しっかりしてた時、あなたを育てた歴史をしっかり線として見て下さい。
そして私がもう一度皆さんの親御さんの本当の気持ちを代弁しますね。
子供に迷惑はかけたくない、自分の人生を大切にして幸せになって欲しい！
です。

ここで生活保護がいきるのです。そして生活保護を勘違いしてる方が多いと思うのですが、生活保護になった親の住んでる所が自宅なのか、施設なのか、はたまた病院なのか様々ですが、面会をしてはいけないと思ってる方が多いのです。面会したら関係が良好なのだから生活の面倒を見るよう言われ生活保護を切られる。と思ってる方が多いですがそんなことはありません。面会をして喜ぶものを持って行ってお話をして、良好な関係を築いて下さい、そして親御さんもお金の面倒をみてもらってないほうが気負いせずお話しできるのです。生活保護で税金を使ってしまうなんて、と負い目を感じる人もいますが感じないで下さい。もしあなたが無理して自分で抱え込み、親御さんの介護を続けているとあなたの心が壊れたり、仕事を辞めて介護に専念したりする事になるでしょう、そうなるとあなた自身も生活保護の対象者になっていってしまうのです。
そんな事は誰も望みません、税金を使うのに負い目を感じるなら働いて、たくさん稼いで税金を払ったり、親御さんの喜ぶものや自分の欲しい物を買って消費税や経済を回して下さい。それが日本の社会も含め良い未来につながっていくのです。なので無理しないで下さい、ためらわないで下さい。親御さんの事は社会の救済措置に任せて、その中で良好な関係を築き、自分の幸せを追求していって下さいね。応援しています。