経済的余裕がなくて、何もしてあげられない!

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皆さんこんにちは、今回はこちらのテーマでお話させてもらおうと思います。今記事を読んで下さっているあなたは、経済的に余裕がありますか?私がこの記事を作成するきっかけになったのは、ある主婦の方から相談を受けたからです。詳しい内容は割愛しますが端的にお伝えすると、お金に余裕がないので子供に何もしてあげられない。との事でした。これは世の中ですごく多くの方が感じている事ではないでしょうか。親から子供の関係だけでなく、子供が成長して大人に成熟してからの、子から親へ感じている感情であったり、パートナー関係、はたまた先輩後輩の関係など、自分に経済的余裕がなく、大切な人へ何も与えられてないと感じている人は多いと思われます。ですが、ここでお話したいのは与えれるもの、もう少し言うと大切な人が与えられて嬉しいものは、経済的なものでまかなえるものだけなのでしょうか。という事をお話し出来たらなと思います。

人が人に与えられるものは、お金でまかなえるものがほとんど。という思い込みは、あまりにももったいないです。例えば一緒にいる時間であったり、その過ごす時間の中での共感や笑顔。励ましだったり褒めたり、思いやる言葉。情報や知識や知恵に技術。大切な人が喜ぶのはお金に比例するのではなく、想う気持ちに比例するのです。注意して欲しいのは、自分本意の主観からではない相手を思う気持ちと伝え方です。もし子供に経済的に何もしてあげられないと思うなら、子供が成長した時にお金に困らないよう、お金の知識を勉強して子供が将来困らないよう伝えてあげるのもいいでしょうし、パートナーが悩んでいたら、話を聴いて一緒に共感を重ねるのもいいですよね。先輩がパソコン操作で四苦八苦していたら手伝うと喜んでくれますよね。そして、なーんにもない時は笑顔でいる事で喜んでもらうのもいいですよね。これらはお金でまかなうものではない、利害関係のないものですよね。私は後期高齢者の命の終わりを看取る看護師でもあるので、よく終末期の方とお話しますが、話すと出て来る思い出は経済的なものより、純粋な気持ちで関わった人間関係の思い出が大半です。なので、お金に余裕がないからしてあげられる事が少ないと思うのは、人生の集大成である、終末期の方々の思い出話の内容からしてみても明らかです。ですので、自分が大切と思う人達へ今一度寄り添い、何が出来るかを考えてみるのもよいのではないでしょうか。お金以外で与えられる事はたくさんあり、それこそが心に記憶される素晴らしいものであると、少しでも感じて頂けたなら幸いです。

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