大切な人のささえ方。

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皆さんこんにちは、今回は皆さんにとっての親友や家族、恋人といった大切な人が、普段より落ち込んだ状態の時にどのようにささえれば良いか、、を話して行こうと思います。例によってこのような大事なテーマを、私の主観でお話出来る事はありません。私が今関わっている後期高齢者の方達の意見をもとに、共通点を皆さんにお伝え出来たらなと思いますので、よろしくお願いします。

では、どうささえれば良いか、、この問いに対し、決まっている答えはありません。何故なら悩みは人によって千差万別ですよね。皆が一緒の事で、一緒の深刻さで悩んでいるのではないからです。ではどうやってささえるの?という事ですが、人の悩みの原因を、一人の人間が話を聞いて解決するという事はほぼ不可能なのです。例えば職場の人間関係で悩んでいたとして、皆さんがその職場に行き、人間関係を正す事は出来ない事ですし、交通事故で腕や足が欠損した事について悩んでいたとして、皆さんが解決出来るという事はないでしょう。要するにまず、こちらの気構えとして人を完全にささえるという事は、誰もが出来る事ではないと言う事を念頭に置いていて欲しいのです。何故なら自分がどうにかしてささえるんだという気持が、理想と現実の距離が離れるほど皆さんが心理的なダメージを負い、最悪のケースは共倒れになるからです。完全解決は誰しも出来ない事を知り、こちらも無理のない程度にささえる。これが距離感としてはベストです。

ささえる距離感はお伝えしましたが、ではどのようにささえるのか、何ができるのか、という事ですが、どのような悩みでも共通して出来る事はあります。それはその人が何で悩んでいるかを深く聴く事です。聴き方は大事です。ゆっくりと丁寧で、「そうだね」「分かるよ」という共感の相槌をうち、悩みを聴いてあげているという態度ではなく、尊重し、信頼している態度で接し、相手が話してくれる会話に対し、「辛かったんじゃない?」「その時どう思ったの?」というような質問力も合間で少し入れながら、その人が悩みに対して頑張っている事を認めて尊重する。少し長々聴き方について話しましたが、ざっくり言うと、寄り添って相手に悩みをや考えを吐き出してもらう。です。『お互いに大切な人』が弱っている時に、寄り添われ悩みを吐き出すと誰しも心は軽くなるものです。それを皆さんが無理のない程度で距離感を見ながら繰り返す。これでお相手は現状より心は軽くなっていきます。その吐き出した悩みの中に、皆さんが無理せず解決出来るものがあれば、その時は解消してあげて頂ければと思います。深い会話、深い理解で、深い信頼関係を築く。問題に直面している人が、困難に立ち向かう気力や勇気が湧くように接したり、やすらぎなどに身を任せられるよう寄り添うのがささえる。という事らしいですよ!どうでしょうか、優し過ぎたり、ヒーロー気質な方は問題解決に目が行きがちな傾向があります。この記事が少しでも皆さんの参考になれたのなら幸いです。

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