皆さんこんにちは!今回は就職活動をしている学生さんから相談を受けました。その内容が上記のタイトルです。どのような内容の悩みかというと、毎日朝から夜遅くまで仕事して、良くて休みが週2日、悪かったら休みが週1回の日がある。好きでもない仕事をして毎日疲れて休みを待つだけ。その繰り返しなだけの人生に足を踏み入れるのが嫌。ざっくりこのような感じでした。働くのが嫌というのは、学生さんだけでなく、一度社会に出て挫折を体験した方も、現在働いている方も、様々な負の感覚でおられる方も多いのではないでしょうか。今一度働くという事はどういうことなのかを、、今回も40年~50年働き切った後期高齢者の方々から話を聞いてきましたので、皆様の仕事に対する負の感覚が少しでも軽くなれば幸いです。
では働くという事はどういう事かをお伝えしますね。皆さんは普段生活をする際に、家に住み、食べ物を食べたり、テレビや携帯電話を見たりして、疲れたらベッドや布団で寝ますよね。そしてネットショッピングをすれば家に届く。これってすごく便利で助かりますよね。そして、この携帯電話や布団は誰が作っているのでしょうか。皆さんの好物は誰が運んで来て、誰が加工したりしてくれているのでしょう。この便利な自分の環境を取り巻いているのは、全て誰かの仕事の複合による結果ですよね。
要するに仕事をするという事は、社会の助け合いの輪の中に自分も入るということです。もう少し言えば、人を喜ばせるという事です。仕事をする=社会、誰かの役に立ち、喜びを与えれる。というように細かく考えて行くと、少し仕事に対する負の意識は変わって来るのではないでしょうか。自分のしている仕事は、とても喜びを与えているとは思えないという方も、今一度、細かく成り立ちや周囲を観察してみて欲しいのです。仕事である以上それは誰かの役に立ち、喜びを提供しているのです。
そして、覚えていて欲しい事が二つあります。まず1つは、仕事は喜ばせるという事を伝えましたが、これは社会や他人だけでなく、『自分もです』。自分も喜ばせる仕事に就いて欲しいのです。今流れに任せて就職活動をしている方や、すでに我慢しながら働いている方も、時には思い切った行動は必要です。自分の犠牲の上に誰かを喜ばせたり、仕事とはそういうものと割り切るのは不健全です。今は動けなくても、自分自身も喜ばせれるような仕事に就けるよう、シフトチェンジしていってもらえれば幸いです。
そしてもう一つが、今学生であったり、就職活動中にて自立がまだの方へ、上記でもお伝えしたように、家があり、携帯電話やテレビがあり、食べるものがあり、布団やベッドがあるといった、自分を取り巻く便利な環境はお金がかかります。自分が誰かを喜ばせた対価としてお金をもらえるのです。そしてそのお金で、便利な環境が作られているのです。今はまだ自立の過程であるあなたの代わりに、多くは親御さんでしょうが、親代わりの方や、はたまたパートナーの方であったり、あなたの代わりに対価を得て、便利な環境を作ってくれている方への感謝に気づき、忘れないで欲しいのです。どうでしょうか、ここまで読んで下さってみて、働くのが嫌。という感覚は少しは和らいで下さったなら幸いです。また今後、自分も喜べる仕事の見つけ方などを、記事にして行こうかなとも思いますので、その際はよろしくお願いいたします。
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