皆さんこんにちは、今回はこちらのテーマでお話しをしていこうと思います。人間はどうしても他人と比べてしまいがちですよね、皆さんどんな事であれ他人と比べた事がないという人はいないでしょう。ほとんどの人は他人と比べる事で今いる自分の現状や価値を測定してしまっている事が多いです。しかしその他人と比べて自分の位置を測るという行為は、はたして自分に幸せをもたらすのでしょうか比べ方にもよりますが、ほとんどの場合は幸せをもたらすという事はないでしょう。1つの例を出すので想像して欲しいのですが皆さんがグループで仕事を頑張って結果を出しました。そして経営者が一時金を出してくれる事になり給料日に明細を見ると3万円多く入ってました。この時皆さんは仕事を頑張って良かったと思いますよね。そして皆で給料明細の話をした時によく聞くと他の人は5万円入っていたとします。どうでしょう?先ほどまでの喜びは継続してますか?おそらく疑問や悲しさ、腹立たしい気持ちが沸き上がっているのではないでしょうか。そう自分だけを見ていれば3万円をもらい喜んでいるだけでしたが他人と比べると、とたんに不幸を感じてしまうのです。では逆に自分の方に5万円入っていたとします、どうでしょう皆さんどう感じるでしょうか、自分は頑張ったから当たり前だと思うでしょうか、事が荒立つのが嫌だから一緒の金額にしといて欲しかったと経営者に不満を思うでしょうか。しかしこれは結局人の上が心地よいと思う優位性が出ていたり経営者に不満を思ったりと、比べる事で自分を小さな人間にしてしまったり不満に思ったりやはり幸せから遠ざかってしまいます。
では比べずに皆一緒。同じ時間働き一緒の給料をもらう。これは一見理想の社会のような気がしますよね、しかしこの思想をもとに社会主義政策で、過去に数千万の餓死者を出すという大失策に終わった事がありました。努力しても認められなかったり、評価されない、やる気を出しても変わらない給料のなかではやはり人間は努力出来ないのです。ようするに人間は皆が一緒でも不満が出てしまう生物なのです。
ではどのようにすれば良いか、これは高名な方でも人間である以上限界があると言われています。私がよく話を聴く高齢者の方々も『よそはよそ、うちはうち』が個人で実践出来たらいいんだけどね、笑
と話しておられます。その中で共通してるものをまとめると、上記の例で出した3万円を上乗せしてもらったという事実だけを見つめ自分の中で今までより努力をしていったり、美味しいお店があるなら他の店と比べる事なくその美味しさを素直に味わう。父や母、夫や妻、彼氏彼女、等近しい人がいるなら他の人と比べる事なくその人の良い所を見つける。そして適度に伝えてみる。要するに比べる事なく事実のみを見つめその事実を今よりも自分なりに良いように育てていく。ということが他人と比較しない生き方であり自分の幸せにつながっていくのであろうという事でした。もちろん一朝一夕では出来ず訓練も必要でしょうけど他人にとらわれず少しでも多くの人が自分自身の幸せを育んでもらえれば幸いです。
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