今回はこちらのテーマです人間関係の一場面でよく起こる現象ですよね、皆さんはどうでしょうか優しくしてるのに思った返事が返って来なかったり、逆に距離が離れていってしまったなんて事はありませんか?人間関係は本当に難しいですよね今回はこういう場面でどういった行動を取れば相手に伝わり、また相手も安心出来るのかを様々な方から聴いて行くうちに共通点があったのでそれを皆さんにお伝えする事で今優しさが迷惑にとられてしまうと感じている方がおられたら一つの参考にしてもらえればと思います。
まず優しくしているはずなのに相手の方の反応があまり良くないと思われてる方々にお伝えしたいのが、皆さんは本当に優しい方達です相手の方の事も思っていることでしょう。素晴らしい心根の優しい方達なのです。ですが伝わらない、これは要するに皆さんの主観の優しさを相手の方へ一方的に伝えているから伝わらないのです。人間にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています、これは生体の内部や外部の環境因子に関わらず生理機能が一定に保たれる性質の事で神経系、内分泌系、消化器系など様々な器官が自分の体や心の状態を保とうとする機能の事です。例えば外の気温が急に寒くなると体が震えて体温を上げようとする人間の元来備わっている機能のことです。これと同じで人は病気や事故、家庭の事や仕事、等どんな事が原因でも体や心が不調になっても自分でなんとか元に戻そうと生理的に働くのです。人間は本来自立して生活が出来ていくように成長していきますよね、そこで自分で頑張って戻そうとしている時に皆さんの主観的な優しさが介入する事で、自分で頑張っているペースを崩されたり、自分で乗り切ろうと精一杯なところに皆さんの優しさの介入に対する、対応をして自分にさらに負荷をかけなければならい状態になってしまうので皆さんの優しさが伝わらないどころか、しんどくなってしまう事もあるのです。
よくある例を二つほど上げますね、彼女が何かしらの原因で落ち込んでいると優しい彼は居ても立っても居られずどうしたの、大丈夫?何でも言って助けるからね、、と言われる方は少なくないですよね、しかしこれも彼女からすれば困難があってもまずは自分でどうにかしたいのです。言いたくない事もあるのです、そこを根掘り葉掘りとほっとけないが故に介入してしまうから彼女にしんどい、分かってくれてないと愛想をつかされてしまう事があるのです。もう一つは相手が鬱(うつ)状態にある時に大丈夫?仕事は行けてるの?熱はないから頑張ったら動けるはず、うつなんて甘えてるだけだよ、等の間違った励まし方でこちらも多いですよね。鬱状態にある時は不安や焦燥感や恐怖や、もう死んでしまいたいという様々な感情が押し寄せてきます、そのような押し寄せて来る感情に本当に動けなくなります。そしてその感情に対して抑え込もうとしたりと自分なりにかなり闘っています。ですが見た目としては布団から出て来ず寝たままに見えてしまうのです。周りからすれば何とかしてあげたいが為に頑張れと言ってしまいがちですがその状態にある人は自分の限界まで頑張っているのです。限界まで頑張っている状況で頑張ってない扱いをされるとやはり相手は傷ついてしまうのです。主観の優しさはやはり相手に伝わらないものなのですよね。世の中ではそれは優しさではないと言われる事までありますがそうではありません、伝え方が不器用なだけなのです。ではどうすれば良いか、、
基本は、困ったらいつでも助けになるからねと伝えて自立を見守り本当に頼って来たときにはしっかり支えれるように準備しておく。これで相手の方は皆さんの優しさに気づきます。積極的に介入しない事が少し物足りないように感じるでしょうがそこは上記で話した通りです。相手の方に共感してあげて下さい、共感は言葉にすると二文字ですが難しく訓練が必要です。相手の目で見て、相手の耳で聴き、相手の心で感じる訓練をしてみて下さい、すぐには出来ませんがこれが完全には無理ですがある程度できるようになると皆さんの優しさは確実に相手の方に伝わるようになります。私もまだ訓練中なので一緒に頑張っていきましょう。皆さんの優しさが今よりも相手の方に伝わる事を願ってますね、応援してます。
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